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原状回復工事 | 施工事例 練馬区中村南 マンション GLボンド壁解体過程(後編)

この度は『菊池総建株式会社』のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。

東京都豊島区池袋を拠点に【全国各地
『内装工事』一式・『原状回復工事』を施工している『内装業者(内装会社)』でございます。

 

今回は、前回のブログ「原状回復工事施工事例 練馬区中村南 マンション 内装 解体作業内容(前編)」の続きです。

原状回復工事 | 施工事例 練馬区中村南 マンション 内装解体工事(前編)

 

 

前回は、解体工事のbeforeとafterを載せさせていただきました。
今回は前回記事の解体施工の途中内容をご紹介させていただきたいと思います。

 

 

状回復工事に伴うマンション解体工事過程

 

 

スケルトン状態

マンション解体後-スケルトン状態

 

このスケルトン状態になるまでの工程を詳細に写真付きで解説いたします。

 

 

 

解体前の状態でまだ間仕切り壁(石膏ボード貼り)がされている状態です。
間仕切り壁に対しては、工具「バール、ハンマー」などを使用して、壁に穴を開け壁を解体を施します。

 

 

 

原状回復工事の中でも、内装の解体工事は特に重要な工程です。
正確かつ効率的に作業を進めるためには、適切な道具と安全対策が欠かせません。

補足になりますが、解体工事に使用する道具の紹介と、作業中の騒音や安全面に
おける注意点について簡単にご説明いたします。

 

解体に必要な道具

解体工事では、多くの道具が必要ですが、特に以下のものが重要です。

  • ハンマードリル・バール
    コンクリートやブロック壁など、硬い材料の解体には欠かせません。
    振動による疲労軽減のため、適切な持ち方と力加減が必要です。
  • インパクトドライバー
    壁や天井のボードを取り外す際、ネジの緩みをスピーディーに行うための道具です。
    使う際にはトルク調整に注意し、過度な力をかけないようにします。
  • グラインダー
    金属製の枠やタイルの切断に使用されます。火花が飛び散るため、
    周囲への火災リスクに配慮し、作業前に防護策を講じることが求められます。

 

今回の原状回復工事にはグラインダーは使用しておりません。

 

 

騒音対策と近隣への配慮

 

解体作業ではどうしても大きな音が発生しますが、いくつかの対策を講じることで、
近隣住民への影響を最小限に抑えることが可能です。

 

  • 防音シートの設置
    作業エリア周囲に防音シートを張ることで、音の漏れを軽減します。
    特に住宅密集地やマンション内の作業では効果的です。
  • 作業時間帯の考慮
    騒音が許容される時間帯を把握し、朝早くや夜遅くの作業を避けることが大切です。
    地域ごとに騒音規制が異なるため、事前の確認が必要です。

 

今回はマンション1室の解体作業なので、近隣さまへご挨拶させていただき
掲示板に詳細のお知らせを貼ってなるべく音が出ないよう、作業時間を長引かせないように
配慮させて頂いております。

 

下記は、壁を剥がす工程になります。
マンションの壁は部屋の間取りを広くとる為にGL工法を使用して壁を作ったりする場合がございます。
今回のマンション壁もGLボンドを使用して石膏ボードを貼り付けていたので
GLボンドと石膏ボードを一緒に剥がします。

 

 

GLボンドのはがし方

補足になりますが内装の解体工事において、
GLボンド(ジーエルボンド)で固定された石膏ボードを撤去する際には、いくつかの重要なポイントと道具が必要です。
GLボンドは強力な接着力を持つため、適切な方法で取り外さないと壁や下地を損傷する恐れがあります。
あくまでも一例に過ぎませんが簡単にGLボンドのはがし方を解説します。

 

ステップ①:下準備
GLボンドで貼り付けられた石膏ボードを取り外す前に、まずは作業エリアを整理し、周囲を保護します。
取り外し中にボードが破損することもあるため、床や家具には養生シートを敷くことをおすすめします。

 

ステップ②:石膏ボードの切断
ボードの接着部分を効率よく取り外すために、石膏ボードをグラインダーや
電動のこぎりで適度なサイズにカットします。
これにより、無理にボード全体を引き剥がす必要がなくなり、作業がスムーズになります。

 

ステップ③:ハンマードリルでGLボンドをはがす
GLボンド自体は強力なため、単に引き剥がすだけでは十分に除去できないことがあります。
この場合、ハンマードリルを使用してボードと壁の間に振動を加えながら剥がします。
ポイントは、適切なビットを使用し、振動をコントロールして壁のダメージを最小限に抑えることです。

 

ステップ④:ヘラやスクレーパーで残ったボンドを除去
石膏ボードを取り外した後、壁に残ったGLボンドは、手動でヘラやスクレーパーを使って削り取ります。
しつこく残る場合は、再度ハンマードリルを使って少しずつ剥がしていく方法も有効です。

 

ステップ⑤:表面仕上げ
GLボンドを取り除いた後、壁がデコボコになってしまうことがあります。
その際は、サンダーを使って表面を滑らかに整え、次の施工に備えます。
また、場合によってはパテを使って補修が必要です。

 

 

今回、簡単にご紹介した方法以外にも剥がし方は様々あります。
参考までにしてみて下さい。

※今回のマンション壁はバールを中心にGLボンドとPBを剥がしております。

 

 

GLボンド剥がれたコンクリート壁

GLボンドが剥がれたコンクリート壁

 

GLボンドが剥がれた箇所には線みたいのが残っております。

 

ある程度解体が進みますと解体ゴミが床に散らばりますので
ガラ袋を使用してゴミを収集致します。

 

 

廃材を収集しつつ壁の剝がし作業を続けていき、天井木下地も一緒に解体いたします。

 

 

壁と天井の解体作業が終了し、壁の木柱は再利用をしますので残置いたします。

 

 

 

今回の解体作業の過程は以上になります。

この後は、原状復帰作業になり再度GL工法にて壁を造作していきます。
GL工法はプロの作業になります。こちらはまた別の機会にご紹介いたします。

 

また次回もご覧ください。

 

最後に

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