お世話になっております、菊池総建株式会社です。
東京の池袋を中心に関東一円で『内装工事』『原状回復工事』を手掛けさせて戴いてます。
2022年の開幕ですね。今年もどうぞお付き合い下さい。
本日はお正月飾りをいつまで飾るのかを調べてみました。
そもそもお正月飾りは、お正月に家を訪れる年神様をお迎えするための目印になったり、神様が家に滞在する際の依り代になったりする飾り物です。
地域や家庭によって多少異なるかもしれませんが、基本的には門松・しめ飾り・鏡餅の3点が代表的なお正月飾りになります。
それぞれの飾りの持つ意味と片づけるタイミングついてご紹介します。
門松
まず門松は、現世に降りてきた年神様を家にお迎えする際の目印や、家に邪気が入らないために飾るものです。
神様をお迎えするものなので、玄関脇など入口の外側に左右一対で置きます。
松は冬でも青々とした常緑高木で、新しい生命力の象徴となっているそうで、神様が宿ると思われてきた常盤木の中でも、松は「祀る」につながる樹木であることや、古来の中国でも生命力、不老長寿、繁栄の象徴とされてきたみたいです。
地域によって異なりますが、門松がある期間までを「松の内」といいます。
昔から元日から1月15日までを指しますが、近年では関東を中心として7日までのところも多いそうです。関西は伝統的な15日のままだそうです。
お焚き上げで門松を焼くので、それに合わせて仕舞う。お焚き上げは1月15日の小正月が多いが、地域や神社によって異なる。
門松を片付けることを「松下ろし」「松あがり」「松払い」「松引き」「松送り」「松納め」など色々な呼び名があるそうです。
しめ飾り『注連縄(しめなわ)』
しめ飾りは、神社などで見かけることも多い「注連縄(しめ縄)」を、紙垂(しで)や裏白(うらじろ)、ゆずり葉などで飾りつけたものです。
注連飾りは、正月に玄関先に注連縄を飾ることや、神社で正月に注連縄を飾って掛け替えることをいう。正月に神を迎えるために飾るのを注連縄、神社の鳥居に正月に奉納される新しい注連縄は年縄(としな、としなわ)だそうです。
現世と神様の領域を区分けする結界のような役割を果たす飾りでもあるので、門松と同様に玄関などの家の入口に飾るのが一般的です。 下をくぐって神域に入るという考え方から、少し高い位置に飾ります。
飾りを外す日も地域によって異なり、1月7日に七草がゆを食べた後、若しくは15日の小正月の後に外すとされてます。飾り終わった正月飾りはお焚き上げの行事の際に書き初めなどともに焚く風習もみられるそうです。
一部地域では注連縄を玄関先に一年中飾る文化があるみたいで一年ごとに新しいのを飾るみたいです。
鏡餅
鏡餅(かがみもち)とは、日本の伝統である、餅を神仏に供える正月飾り(床飾り)です。
鏡餅という名称は、昔の鏡の形が丸形をしていて
神事などに用いられている三種の神器の一つ、八咫鏡を形取ったものと由来があるそうです。
鏡餅は穀物神である「年神(歳神)」へのお供物で、「年神(歳神)」の依り代だそうです。
お餅に乗せてあるオレンジ色の果物は、橙(だいだい)です。「代々」との語呂合わせで、代々子孫が反映しますようにという意味を持ちます。近年はみかんで代用するケースが多くなりました。
鏡餅は地域によって異なりますが、1月11日まで飾りお正月が終わり下げた餅は「鏡開き」を行って、餅を食べます。
鏡は円満を、開くは末広がりを意味し、また刃物で切るのは切腹を連想させるので避け、代わりに手や木鎚で餅を食べやすい大きさに割って分ける。縁起が悪いのでこの場合「割る」とは言わず開くといいます。
正月を過ぎた鏡餅は硬く乾燥しひび割れているため、主にお汁粉やお雑煮などにして食べるのがいいみたいです。
お正月を過ぎた飾りは、基本的には神社に奉納して処分するようにしましょう。
お正月飾り処分するのが勿体無いと思われがちですが、同じのを使用したお正月飾りは神様に失礼に当たるとされているので避けましょう。
自分で燃やすことができる場合は、庭の土を塩やお酒でお清めした後に、その上で焼きましょう。燃えて残った灰は、新聞紙などで包んで捨ててください。
お焚き上げに行けない、近くでそのような行事をやっていないなど、自分で焼くことができないという場合は、自治体の区分に従って一般ゴミとして処分しても問題ありません。
神物なのでゴミとして処分する場合も、他の一般ゴミと一緒に処分するのは避けた方が神様にも失礼がないと思います。簡単に塩やお酒でお清めをしたり、半紙でくるんだり、他のゴミと袋を分けたりしたうえで処分した方が気持ちも良いのでおすすめします。
会社もご自宅もお正月飾りをきちんと処理して運気が良い方に持っていきましょう。
本日は以上になります。
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