間仕切り壁(造作壁)とパーテーションの違いについて
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『内装工事』一式・『原状回復工事』を施工している『内装業者(内装会社)』でございます。
今回は
「間仕切り壁(造作壁)とパーテーションの違いについて」
ご紹介したいと思います。
以前にも間仕切りについて記事を書いておりますのでこちらもぜひ、ご覧ください。
間仕切とは何か?| 役割や施工方法の一例を解説付きでご紹介【後編】
間仕切り壁とパーテーションは、オフィスや住宅などの空間を区切るために使用される構造物ですが、
いくつかの重要な違いがあります。
※構造物とは、建物や橋など、特定の目的で設計・建設された物体のことを指します。
以下に、両者の主な違いと特徴を簡単にご説明します。
まずは
「構造と材質の違い」
になります。
間仕切り壁とは?
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間仕切り壁
間仕切り壁は通常、軽量鉄骨で下地の骨組みを作り、石膏ボードを貼って表面材で仕上げる構造です。
一般的に床から天井まで全面壁となり、より恒久的な構造物として設計されます。
通常、間仕切り壁は固定式で、簡単には移動できません。
また、しっかりとした基礎と壁材が使用されるため、施工には時間と手間がかかります。
オフィスや店舗などで一度設置したら長期間使用することが前提となります。
パーテーションとは?
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パーテーション設置後
一方、パーテーションは、可動式の仕切りで、比較的軽量の素材(プラスチック、木材、ガラスなど)で
作られています。
設置方法も簡単で、壁に穴を開けたり、固定したりせずに、フレームを組み立てて設置します。
そのため、移動や変更が容易で、スペースのレイアウト変更が頻繁に行われるオフィス環境に適しています。
欄間と呼ばれるパネル上部をオープンにすることができ、より柔軟な設計が可能だったりします。
では、
「デザインと仕上げの違い」
についてはどうでしょうか?
間仕切り壁の仕上がり
間仕切り壁のデザインは自由度が高く、タイル、グラフィック、塗装、クロスなど、多様な仕上げが可能です。
建物の内装に合わせて、様々な仕上げが可能なので高級感なイメージや遮音性が高い材料を使用すれば
プライバシーを重視した壁にも仕上がります。
曲線(FGボード等を使用して)施工も可能なので複雑な形状も実現可能です。
パーテーションの仕上がり
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パーテーションの一種。
写真acより引用
パーテーションの仕上がりに関しては
デザインの選択肢は間仕切り壁に比べて限られますが、近年はカラーバリエーションが豊富になっています。
ガラスを使用したパーテーションも大人気で、他の素材との組み合わせで多様なデザインが可能です。
ただし、間仕切り壁みたいに高級感や遮音性を重視した仕上がりやデザインは難しいかもしれません。
その分、必要に応じて配置移動が可能なのがメリットかもしれません。
壁と言えば
「遮音性と機能性の違い」
についても重要ポイントですね。
間仕切り壁の遮音性と機能性
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壁の中に断熱材をいれることによって遮音と断熱になってます。
間仕切り壁は、様々な仕上がりが可能なので、遮音性が非常に高く、音漏れを防ぐ必要が
ある場合に非常に適しています。
機能性についても、耐久性が高いので、長期的な使用に関してはおススメです。
固定されて設置しているので安定感もあります。
パーテーションの遮音性と機能性
パーテーションの場合、遮音性は間仕切り壁に比べて劣りますが、遮音に特化したものもあります。
ただし、軽量な素材が使われることが多く、音の遮断には限界があります。
機能性に関しては、欄間をオープンにすることで空調効率を向上させることができます。
柔軟性が高く、簡単に移動や再配置が可能です。
オフィスや商業施設でのレイアウト変更に便利で、必要に応じてスペースを効率的に活用できます。
一番重要な部分をご紹介します。
「コストと納期の違い」
についてザックリですがご紹介になります。
特徴 | 間仕切り壁 | パーテーション |
---|---|---|
価格 | 6,000円/m2~ | 7,400円/枚~ |
工期 | 最短2日 | 最短1日 |
施工性 | 3工程 | 1工程 |
【平均価格】
間仕切り壁の1㎡あたりのおおまかなの平均価格は、約6,000円からになります。
ただし、使用する材料や施工方法、場所によって価格は異なることがありますので、
具体的な見積もりはお問い合わせして確認下さい。
パーテーションの価格は、使用する素材やデザイン、設置方法によって異なりますが、
一般的には1枚あたり約7,400円から始まります。
特にオフィスや商業施設で使用されるパーテーションは、設置の手軽さやデザインの多様性が魅力です。
【工期】
間仕切り壁は通常、設置には最短で2日かかります。
これは、壁の構造や使用する材料、設置場所の条件によって異なることがあります。
その点、パーテーションの設置は比較的簡単で、最短で1日で完了することが多いです。
設置の手軽さと柔軟性が特徴です。
【施工】
間仕切り壁の施工には通常、複数の工程があります。
壁の骨組み(下地)を設置します。
下地に石膏ボードや他のパネルをフレームに取り付けます。
仕上げにパネルやボードの継ぎ目を処理し、塗装や壁紙を貼ります。
※石膏ボードではなく、仕上げ用のボードを貼るだけで仕上がる材料もあります。
間仕切り壁は仕上がりによって2~3工程はかかります。
一方、パーテーションの施工は通常、1工程で完了します。
パネルの組み立てと設置のみなので工程が少ないので早く出来上がります。
まとめ
今回は簡単にですが二つの壁の違いについてご紹介いたしました。
間仕切り壁とパーテーションは、それぞれ異なる特徴と利点を持っています。
間仕切り壁は高い遮音性とデザインの自由度が魅力ですが、パーテーションは柔軟性と施工の容易さが特徴です。
壁を考えている方は、用途や予算、将来的なレイアウト変更の可能性などを考慮してご検討してみて下さい。
オフィスや商業施設の空間作りをお考えの皆様、菊池総建株式会社にお任せください。
当社は豊富な経験と確かな技術を持つプロフェッショナルとして、
間仕切り壁やパーテーションの施工において最適なご提案をいたします。
遮音性や耐久性を重視した個室空間から、フレキシブルなレイアウトが
可能なパーテーションまで、幅広いニーズにお応えします。
快適で機能的な空間作りを全力でサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
施工事例はこちら記事をご参考ください
施工事例:店舗改装工事 杉並区 高円寺 パーテーション工事(間仕切り壁)
最後に
《オフィス・店舗(テナント)》の
リニューアル工事・改装工事・改修工事(リフォーム工事)・原状回復工事
部分的な補修工事から内装工事一式まで受け付けております。
工事費用は業者により大きく異なるので【相見積】を推奨させていただいております。
まずは、各社見積りを比較し、是非ご検討ください。
当社はお見積りから施工完了までの工程を全て自社で行っております。
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