補助金を活用!住宅窓ガラスの省エネ対策にLow-E複層ガラスを
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当社は東京都豊島区池袋を拠点に、【全国各地】で内装工事や原状回復工事を行ってる『内装業者(内装会社)』でございます。
今回は快適な生活を実現できる
魔法の窓ガラス『Low-E複層ガラス』をご紹介します。
Low-E複層ガラスとは?
まず、Low-E複層ガラス(以下、「Low-Eガラス」と称する)が
どのようなものかご説明させていただきます。
Low-Eガラスってどんなもの?
ガラスの表面に酸化錫※や銀などの特殊な金属膜(Low-E膜)を
コーティングしたガラスで、主に複層ガラスに使用されています。
※ 「酸化錫(スズを酸化させた薄い膜)」
Low-Eガラスの由来
「Low Emissivity」の頭文字をとって「Low-E」と表記されています。
「Low Emissivity」は「低放射」という意味があり、
ガラスにコーティングされたLow-E膜が太陽の熱や室内暖房の熱を吸収・反射することで、
夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高め、室内の快適性を向上させる役割を果たしています。
Low-Eガラスの構造
下の図はLow-Eガラスの断面図を示しています。
Low-E膜は、複層ガラスの中空層に面した位置にコーティングされています。
この配置により、Low-E膜は太陽の熱や室内暖房の熱を
効果的に吸収・反射し、断熱・遮熱効果を発揮します。
主な特徴まとめ
- 特殊な金属膜
酸化錫や銀を使用し、太陽光や暖房の熱を吸収・反射。 - 断熱・遮熱効果
季節に応じて、熱を適切に調整。
Low-Eガラスの種類
Low-Eガラスは、その特性から大きく2つに分けられます。
夏場の遮熱性を重視した「遮熱タイプ(日射遮蔽型)」と
冬場の断熱性を重視した「断熱タイプ(日射取得型)」です。
上の図は、「断熱タイプ」と「遮熱タイプ」のそれぞれのLow-Eガラスの断面図を示しています。
ご覧の通り、Low-E膜の位置が異なっているのが特徴です。
この図を一見すると、膜の位置の違いだけと思われるかもしれませんが、実際には膜の特性にも違いがあります。
赤外線の種類と特徴
「放射」のもととなる赤外線には、「近赤外線」と「遠赤外線」の2種類があります。
以下の画像はそのイメージ図です。
注目すべき点は、太陽の暖かさは「近赤外線」であり、暖房の暖かさは「遠赤外線」であるという点です。
これらを踏まえて「断熱タイプ」と「遮熱タイプ」の違いを整理すると、次のようになります。
断熱タイプと遮熱タイプの違いについて
断熱タイプ
Low-E膜の特性
主に遠赤外線を吸収・反射する特性
Low-E膜の位置
断熱を重視するため、室内側のガラスの表面にLow-E膜を配置します。
適度に太陽熱をカットする(カットしすぎない)ため、冬場の陽だまり感を得ることができます。
遮熱タイプ
Low-E膜の特性
近赤外線・遠赤外線の双方を吸収・反射する特性
Low-E膜の位置
断熱だけでなく遮熱を重視するため、室外側のガラス表面にLow-E膜を配置します。
冬場の寒さ対策だけでなく、夏場の遮熱対策にも効果的です。
選択の重要性
したがって、ただ単純に「Low-Eガラス」を選べば良いというわけではなく、
その効果を最大限発揮するためには、冬の暖かさを重視するのか・それとも夏場の暑さ対策を重視するのかなど、
住まいのお悩みに合せて選択していくことがより重要となります。
Low-Eガラスのメリット・デメリット
ここでは、Low-Eガラスについてもう少し深堀りしながら、メリット・デメリットについて解説していきます。
Low-Eガラスのメリット
どんな製品にもメリットがあればデメリットもあります。
Low-Eガラスを導入する前に、以下の点を理解しておきましょう。
・室内の暖かさを保つ
室内の熱が逃げにくく、外の冷気も入りにくいため、同じ温度でも暖房効果が高まり、
お部屋が暖かくなります。また、足元の冷えが軽減されます。
・結露を低減
冬場に発生する窓ガラスの結露を大幅に減少させることが期待できます。
・太陽の西日を軽減(「遮熱タイプ」の場合)
夏に外から入ってくる太陽の熱を遮るので、冷房効率を高め、涼しい室内環境を作ります。
・冷暖房費を削減
エネルギー効率が向上するため、冷暖房費用の削減につながります。
・エネルギー効率の違い
一枚ガラスにかかる年間冷暖房エネルギーを100とした場合、
【日射遮熱タイプ】、【日射取得タイプ】の冷暖房負荷の違いを示すグラフがあります。
このようなグラフ画像から、札幌と福岡では冷暖房にかかる負荷が違うこと、
また、基本的には日射取得タイプのガラスのほうがエネルギー効率が良いことが分かります。
算出条件:戸建住宅(延べ床面積125.88㎡)、その他条件はこちら
Low-Eガラスのデメリット
導入費用が高い
一般的な複層ガラスと比べて割高です。
- 一般的な複層ガラス:おおよそ30,000円/㎡
- Low-Eガラス:おおよそ45,000円/㎡
※ただし、補助金制度を活用することで初期費用を抑えることが可能です。
景色の色味が変わる可能性
Low-E膜の金属反射により、ガラスが緑がかって見えることがあります。
これにより、室内や外からの景色の色味が微妙に変化する可能性があるため、
気になる方は事前にサンプルを確認することをおすすめします。
サッシとの適合性が必要
既存のサッシにLow-Eガラスが合わない場合、以下の対応が必要になります。
- アタッチメントを使用する場合:取り付けが可能になりますが、アルミ部分に結露が発生しやすくなることがあります。
- サッシ全体の交換:より確実な方法ですが、費用が高額になる可能性があります。
Low-Eガラスを設置する際のポイント
ここでは、実際に窓ガラスのリフォームを検討する際のポイントをご紹介します。
性能が高く、室内環境の改善が期待できるLow-Eガラスですが、
リフォームの場合、次の3点を検討しておくことがポイントとなります。
選ぶ機能を考える
断熱タイプと遮熱タイプの使い分け
西向きの窓には「遮熱タイプ」を、南向きの窓には「断熱タイプ」を検討すると良いでしょう。
窓の方位に合わせて選択することで、冬場の暖かさや夏場の涼しさを最大限に引き出すことができます。
その他の機能
防音性能なども考慮し、ガラス交換で解決したい悩みに応じて、
リフォーム業者やガラス販売店に相談するのもおすすめです。
ガラスの色やデザインを考える
色の違い
Low-Eガラスは金属膜のため、通常のガラスよりも僅かにグリーンなどの色が見えることがあります。
室内からの景色の色味が変わることを考慮しましょう。
クリア色のラインナップ
遮熱タイプや断熱タイプなどの性能と合わせて、部屋に適した色や機能を選びましょう。
取り付けられるかどうかの確認
既存のサッシへの適合
既存の窓ガラスを取り替える際に、サッシにLow-Eガラスが入るかを確認しましょう。
サッシに合わない場合、「アタッチメント」を使って対応することも可能ですが、
この場合、アルミのアタッチメント部分に結露が発生しやすくなることがあります。
サッシ毎の取り替え
サッシ毎取り替える方法もありますが、リフォーム費用が高額になる可能性があります。
予算に応じて検討しましょう。
Low-Eガラスと併用できる優れた省エネ製品
続いて、Low-Eガラスと併用できる窓ガラスの製品をご紹介します。
これから紹介するの2つの製品は窓ガラスの省エネ効果を大きく向上させ、
快適な生活を送れること間違いなしです。
専用樹脂サッシ
Low-Eガラスを導入する際には、専用の樹脂サッシも一緒に取り付けることをおすすめします。
樹脂サッシは、従来のアルミサッシに比べて断熱性能が高く、
窓全体の性能をさらに向上させることができます。
これにより、冷暖房効率が向上し、エネルギーコストの削減につながります。
節電ガラスコート
内窓ガラスに専用ローラーで塗布できる赤外線&紫外線カットの省エネナノコート剤です。
窓ガラスに塗布するだけで、断熱性や遮熱性を向上させることができます。
Low-Eガラスと似た性能を持ちながら、併用することでUVカット率を100%にし、遮熱性能を90%向上させます。
さらに、他の窓ガラス用省エネ製品と比べて導入費用が安いのも特徴です。
補助金について
最後に「補助金」についてご説明します。
現在、「先進的窓リノベ2024」の補助金制度を利用することで、
Low-Eガラスの導入費用を大幅に削減できます。
最大200万円までの補助が受けられる場合もあり、
省エネリフォームをお考えの方には大きなチャンスです。
補助金申請のポイント
補助金申請のポイント
- 必要書類を事前に確認(工事内容・使用製品の証明書など)。
- 自治体や政府の公式サイトで最新情報をチェック。
- リフォーム業者と相談して、申請手続きをスムーズに行いましょう。
詳細は下記のリンクからご確認ください。
まとめ
Low-E複層ガラスは、省エネ効果と快適性を両立する優れた製品です。
補助金を活用して導入することで、費用を抑えながら住環境を
大きく改善できます。
夏は涼しく、冬は暖かい家で、快適な暮らしを実現しませんか?
窓ガラスのリフォームや内装工事に関するご相談は、
ぜひ菊池総建株式会社にお任せください!
お客様のご要望に合わせて最適な提案をいたします。
下記の記事もご一緒に是非、ご覧ください。
2024年 住宅リフォーム:補助金制度を利用して快適な暮らしを手に入れよう!
最後に
《オフィス・店舗(テナント)》の
リニューアル工事・改装工事・改修工事(リフォーム工事)・原状回復工事
部分的な補修工事から内装工事一式まで受け付けております。
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