お世話になっております。菊池総建株式会社です。

東京都豊島区池袋を拠点に関東一円で《内装工事》全般と《原状回復工事》を手掛けております。

 

今回は、

菊池総建本社オフィスリニューアル工事中!

 

のご紹介をさせていただきます。

 

 

ほとんどを弊社の職人により施工しており、職人の打ち合わせや、事務所として働きやすく過ごしやすい環境を整えている所存です。

 

余談ですが、内装工事会社として無駄を省くべく、なるべく端材等を使用しての施工を行っております。

通常の施工とは異なる方法や運用を行っている場合があります。

 

徹底的に環境への考慮を行った上での特別な工事と考えていただければと思います。

 

 

 

 

①既存床の解体・撤去

 

まずは既存の床を撤去していきます。

床面に傷みが発生してしまっていたため、下地部分の状況も確認しながら進めてまいります。

 

 

菊総リニューアル工事① 既存床解体の様子

 

菊総リニューアル工事② 床下地施工の様子

 

 

仮として、床下地材程度まで施工を済ませ、一旦完了といたしました。

 

 

 

 

②既存壁の解体・撤去、LGS・断熱材・ボード材の新規施工

(並行して、天井LGS・ボード材の新規施工)

 

 

菊総リニューアル工事③ 既存壁解体

 

 

 

続いて、既存壁を剥がしていき、新たに貼り直していきます。

状況を確認しつつ、一部の箇所ではLGS(軽量鉄骨下地)から新たに施工していきます。

 

入居当初よりも過ごしやすくなるよう考えつつ、また強度を保てるよう施工していきます。

 

並行して、天井に「吊ボルト」を打ち込み、吊り天井を施工していきます。

 

 

 

菊総リニューアル工事④ 軽量鉄骨壁下地とボード工事の様子

軽量鉄骨壁下地と壁ボード材を新たに施工している様子。 天井にも、既存天井に加え新たに下地材を組んでいる様子が分かるかと思います。

 

 

 

吊り天井は、既存の天井にボルトを吊り下げ、軽量鉄骨下地を組むことで2枚目の天井を貼る施工となります。

現在ではほとんどの天井が吊り天井となっておりますが、駅構内や、いわゆるコンクリート打ち放しのマンションなどは「直天井」となっている場合が多いです。

 

 

一枚目の壁の施工が完了していったところで、2枚目のボード材を施工していきます。

 

今回は特別に、通常は天井に施工される岩綿吸音板を壁やドアに施工しました。

 

岩綿吸音板は衝撃には弱く、崩れやすいため、通常は壁には施工されません。

しかし吸音性が高いことや、端材のリサイクルの意味合いもあり今回貼り付けを試みました。

 

独自性のある、面白い雰囲気になったのではないかと思います。

 

 

菊総リニューアル工事⑤ ドアに岩綿吸音板を貼付けた様子

ドアに岩綿吸音板を施工した様子

 

 

菊総リニューアル工事⑥ 壁半面に岩綿吸音板を施工した状態

壁半面に岩綿吸音板を施工した様子。通常はこのような壁の施工をすることはなく、しかし面白い仕上がりになっているのではないでしょうか。

 

 

 

 

③床材の貼り替え、天井や床の一部にアクセントでカーペット材を貼り付けていく

 

 

菊総リニューアル工事⑦ 天井部装飾用に出隅部分に芝生のようなカーペットを貼り付けた様子

先ほどの壁に装飾用のボード材と、加えて芝生のようなカーペットを貼り付けた様子です。
ここがどんな感じに仕上がるかは、また後ほど…

 

 

社内を特徴的な空間にするために、一部の床や天井の出隅部分にアクセントのためのカーペット材を貼り付けました。

継目部分を目立たなくしたり、純粋に美観のために使用してみました。

 

なお、この芝生のようなカーペット材は、本社事務所では通常通り床カーペットにも使用しております。

 

その他、特徴的な桜柄のカーペットもアクセントに使用しました。(写真は下部にて添付いたします。)

 

 

 

 

④神棚や、PCモニター、掲示板などを設置するための下地や装飾を行う

 

 

ここからはかなり仕上げの工程となってまいりました。

 

建築会社事務所には、商売繁盛のみならず現場安全祈願を願うために神棚を設置するのですが、それらに加え、会社情報を表示したり、会議の際使用できるようマグネット掲示板やPCモニターを壁掛けするための棚を設け、その周りに装飾を施しました。

 

PCモニター周りにはタイルを施工してみました。

なお、上述の桜のカーペットは下記の通りモニター周りや、周辺天井部や一部床に貼り付けを行いました。

 

 

菊総リニューアル工事⑧ 画像最奥部が神棚、左部のピンクの長方形部分がモニター設置位置、そしてその周辺上部には桜模様のカーペットを貼り付けています。

画像最奥部が神棚、左部のタイル装飾を施した部分がモニター設置位置、そしてその周辺上部には桜模様のカーペットを貼り付けています。

 

 

菊総リニューアル工事⑨ モニターが設置され、桜カーペットが装飾された様子

モニター設置時の様子。簡易的な台と、桜模様の装飾を施しました

 

 

 

⑤オフィス玄関部分の装飾

 

 

玄関受付部分に、外から見た目隠しや、弊社ロゴが特徴的に見えるようパーテーション・看板を設置していきます。

 

下地材や木材、ベニヤ合板、アクリル板を組み合わせ、ロゴが引き立つように施工を行いました。

 

菊総リニューアル工事⑩ 外からの目隠しと、シンボル的役割を持つパーテーションと看板を設置した様子

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

以上、菊池総建本社オフィスリニューアル工事中! ということで、
弊社の本社事務所のリニューアルの様子をざっくりとお届けさせていただきました。

 

なお、今回ご紹介した様子はあくまでも一部のため、その他微細な工事も行っております。

 

今回は自社の工事という事で、通常の施工とは少々異なる箇所もございますが、普段お見せしているよりも全体的な施工の様子を見せられたのではないか、と感じております。

 

今回記事や、過去記事をご覧になり、「こういう工事には対応できるのか」と言ったご相談や、お見積りなどは大歓迎です。

 

全体的な工程や、部分的な工程もご対応可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

最後に

 

当社はお見積りから施工完了までの工程を全て自社で行っております。

お客様に「少しでも価格を安く、品質が高くて良いもの」を提供しております。

 

工事の費用は業者により大きく異なる事が多いため、相見積もりを推奨させていただいております。

弊社の見積りも他社との比較し、是非ご検討ください。

 

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今回は、

クロス工事についてざっくりとご紹介

 

させていただきます。

 

 

この記事では大まかに、
クロスそのものの特徴について」と、
クロス工事とはどんなものなのか」を
広く浅くお話させていただきます。

メジャーな内装仕上げ材であるため、馴染みのある方も多いかとは存じますが、ご興味がございましたら最後までご覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

クロスとは

 

 

クロス工事に使う工具のイメージ画像

 

 

クロス」という言葉そのものの意味は、「織物、布地」を指しますが、内装仕上げ材として、日本語に訳すのであれば「壁紙」という言葉が、皆様にとって最も一般的なのではないでしょうか。

紙と言いますが、天井仕上げにも使用することができます。

 

安価に生産できる内装仕上げ材として現在最も普及していますが、紙が普及するにつれクロス仕上げも増えていったという経緯があります。

 

現在では紙の他、化学繊維などの繊維系素材や、塩化ビニール樹脂系素材など、様々な素材のものがあり、
要望に応じて、また施工箇所の環境に応じてそれぞれ用いられております。

 

 

 

 

なぜクロス仕上げは普及しているのか? クロスの特徴

 

なぜクロス仕上げが普及しているのか、その理由を推察するに、日本においては昭和の東京オリンピックにてホテル建設ラッシュが起こった際、急激に普及されることとなったようです。

 

 

クロスの特徴として、

 

  • ●大量生産が可能である(=コストが安く済む)
  • ●左官仕上げや塗装仕上げと比べ、工期が短く済む(=コストが安く済む)
  • ●種類が非常に豊富である
  • ●手入れが楽
  • ●現在では様々な機能性を持たせた商品も多く存在する

 

などの点が挙げられ、総合的観点から見て、日本が集合住宅が多い点も合わさり最も普及しているという事が頷けます。

 

コストの面はもちろん、印刷技術が年々革新しているため、木目調や大理石調など、高級感のある仕上がりも手軽に得やすい点などは、クロスならではのメリットと言えるでしょう。

 

 

一方でデメリットもご紹介させていただきます。

 

  1. ビニール樹脂クロスの場合、一定の耐水性があるが、透湿性・調湿性が低い
  2. 壁に素材を貼り付ける仕上げのため、経年劣化や施工不良により継目や開口箇所などからクロスが浮いてきてしまったり、剥がれが生じる場合がある
  3. 商品が非常に多く、同系色で汎用的な商品も多いため、仕上がりイメージが想像しにくい
  4. 種類は豊富であるが、本格的な素材を使った仕上げと比べると遜色がないとは言えない

 

 

どうしても素材の性質上逃れられないデメリットが生じてしまいますが、施工する箇所により異素材のクロスを採用することで、ある程度カバーすることが可能でしょう。

 

2.のデメリットにつきましては、確かな技術を持つ職人のいる会社や、アフターフォローのしっかりしている業者に依頼することで解決できる確率が上がります。

 

3.のデメリットについては難しいですが、できるだけ広範囲のサンプルを業者に依頼し、実際に施工する予定の箇所に貼ることを想定して置いてもらい、実際に施工する環境に近い状態で確認することが大切です。

 

サンプルと実物が異なって見える原因として、施工される箇所の照明の当たり具合によるものが多いです。

そのため、施工業者に依頼し、その場で貼り付けイメージをしっかり確認をすることが重要です。

 

そして、4.のデメリットについてはやはり仕方のない事で、こだわりを施工業者に伝えイメージを確認していくことが大切かと思われます。

 

 

 

 

クロス工事の流れについて

 

 

ここからは、クロスの工事そのものについて、ざっくりと流れをご紹介させていただきます。

クロス工事の一連の流れは以下の通りです。

 

  1. (軽量鉄骨下地、ボードの施工)
  2. パテ処理作業
  3. ケレン清掃
  4. クロスの貼り付け施工

 

 

1.(軽量鉄骨下地、ボードの施工)

 

まず、クロスを貼るためにはボード材がなければなりません。

そして、ボード材を貼るためには下地を組む必要があります。

 

 

 

軽量鉄骨下地、ボード工事途中の画像

ボード工事途中の様子。左側の一部に、まだ軽量鉄骨下地が見えており、ここはこの後ドアが施工されます。

 

 

店舗内装工事にてボード工事が完了した状態。この後パテ処理作業に入っていく

こちらは別現場にてボード工事が完了した状態を撮影したもの。綺麗な仕上がりに見えますが、ボードの継ぎ目やビス(ねじ)を打ち込んだ箇所は凹凸になっている。

 

 

 

軽量鉄骨工事、ボード工事が完了した段階で、クロスを貼るための下準備に入ります。

それが、パテ塗り作業の工程です。

 

 

2.パテ処理作業

 

 

上の写真を見ていただくと、ボード材の継ぎ目やビス(ねじ)を打ち込んだ箇所には凹みがあり、そのままクロスを貼り付けてしまうとシワや浮きの原因となってしまいます。

これをパテという粘土のようなものを盛り込み、平らにしていきます。

 

パテは粉の状態で管理され、現場で水で練り込み、「パテベラ」(ヘラとは、材料を薄く引き伸ばしたりする道具。トップ画像中央付近)にて薄く引き伸ばしていきます。

 

ボード工事にてパテ処理を行っている様子

パテ処理工程を行っている最中の様子。
この作業を2回、または3回繰り返していきます

 

 

 

こちらのパテは凹凸や、ムラになるのを防ぐため2回、または3回に分けて盛られます。

 

こうして、パッと見る限りではボード材同士や、ビスを打ち込んだ箇所の凹凸が無くなるようパテを盛り込んでいきます。

 

 

 

 

3.ケレン清掃(ケレンがけ)

 

 

ケレン清掃(ケレンがけ)とは、建築用語として様々な箇所にて使用される言葉です。

元々は綺麗にする意味合いの「クリーン」が訛り、ケレンと呼ばれるようになったと言われていますが、現在では総じて「下地処理」の意味合いで使われます。

 

クロス工事においては、パテ処理作業まで完了した状態にて、パテをサンドペーパー(紙ヤスリ)にてやすりがけし、滑らかで平らな状態を作り出すことをケレン清掃(ケレンがけ)と呼びます。

 

サンドペーパーでやすりがけを行った後は表面に削られたパテ剤が残っているので、ブラシでしっかりと汚れを落としていきます。

 

ここまで完了し、いよいよ次はクロスを貼り付けていきます。

 

 

 

 

4.クロスの貼り付け施工

 

 

クロスの施工には専用の糊付け機にて、クロスに糊を付けていきます。

 

 

クロスに糊を付ける、糊付け機

クロスに糊を付ける、糊付け機の画像。
シックな感じの黒系の壁紙に糊が付けられております。

 

 

DIY用など、狭い範囲や、初心者向けのクロスであれば既に接着剤が付いている商品もありますが、業者が施工するものでは、ほとんど糊は後付けとなっております。

 

準備が完了したらいよいよクロスを貼り付けていきます。

クロス材は、1枚がロール状にすべて繋がっておりますがそのままでは貼りにくいため、糊付け機にてカットし、貼り付けていきます。

 

模様が連続している一般的なクロスであれば、「重ね貼り」という「クロスの一部を重ねて貼りつけ、余計な空気を抜いた後重なり部分を切り落とす」貼り方が一般的です。

 

 

クロス貼り(重ね貼り)の画像

重ね貼り工法にてクロスが施工されている様子。
端だけ糊付けを残しておき、空気を抜いて綺麗に揃えていく工法です

 

 

 

素材により伸びやすさや空気の入り方などが異なるため、職人の腕が求められる工程の1つと言えます。

なお、しわができるのを防いだり、空気が入らないようにするためにヘラや撫でブラシ、ローラーを使って伸ばしていきます。

 

縦向きに徐々に貼っていき、施工範囲に全て貼り終えたら完了となります。

 

完了後、クロスの端材や糊付け機などの清掃、片づけを行い、引き渡しまたは次の工程へ引継ぎし、完全終了となります。

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

以上、クロス工事についてざっくりとご紹介 というテーマで、
クロスそのものについて、また工事のざっくりとした流れをお話させていただきました。

 

 

  • ●クロスとは内装工事における仕上げの一種で、天井や壁に貼り付けられるシートである
  • ●様々な機能性、色、デザインがあるため、現在最も普及している仕上げである
  • ●貼り付けたボード材にパテ処理、ケレン清掃を行い、表面を滑らかで平坦にした後クロスを貼り付けていく

 

 

弊社では軽量鉄骨下地・ボード工事を伴うクロス工事や、クロス以外の塗装仕上げなども請け負わせていただいております。

 

「これくらいの規模の原状回復工事を考えているが、対応可能かどうか」

「クロス工事以外の作業も含め、全体的に相談したい」

 

 

など、全体的な工程や、部分的な工程もご対応可能ですので、
お見積り、ご相談はお気軽にお申し付けください。

 

 

 

 

最後に

 

 

当社では、お客様に「少しでも価格を安く、品質が高くて良いもの」を提供しております。

 

遠慮なく複数の業者様と比べていただき、相見積もりも歓迎いたします。

「工事費用はどれくらいかかるのか。」

「この部分はどのように工事をするのか。」

など、ご相談・お問い合わせはお気軽にどうぞ!

 

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まずはお気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。

 

 

 

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今回は、

原状回復工事 ご依頼者様による施工内容や、注意するポイントの違いについて

 

お話させていただきます。

 

 

 

 

はじめに

 

 

2023年も、早くも1月が過ぎ去り春が近づいてまいりました。

春と言えば引越しのシーズンですね。

 

個人の方はもちろん、企業の皆さまもオフィス退去や移転を行われる方が多く、弊社でも毎年、多くのお見積りをいただいております。

 

そこで今回は、

  • オフィスや店舗を借りられている、「賃借人」の方
  • 反対に、オフィスや店舗を貸している、「賃貸人」の方

 

の2つの立場の方がそれぞれ原状回復工事をご検討の際、それぞれどのように異なり、どこを注意すべきかと言った点をざっくりとご説明させていただきます。

 

なお、参考として過去作成した

原状回復工事の流れをざっくりとご紹介【アパート・マンションの場合】

という記事へのリンクを下記に貼らせていただきます。

併せてご参考になれば幸いです。

 

 

前編

https://kikusou-gr.com/wp/%e5%8e%9f%e7%8a%b6%e5%9b%9e%e5%be%a9%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e6%b5%81%e3%82%8c%e3%82%92%e3%81%96%e3%81%a3%e3%81%8f%e3%82%8a%e3%81%a8%e3%81%94%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%80%90%e3%82%a2%e3%83%91%e3%83%bc/

 

 

後編

https://kikusou-gr.com/wp/genzyoukaihuku2/

 

 

 

 

賃借人(借主)の場合

 

賃貸借契約書のイメージ画像

賃貸借契約書のイメージ画像

 

 

 

一般的に原状回復というと借主側による工事を指すことが多いです。

 

借主による原状回復の場合、まずはご自身によるオフィスや店舗の移転・退去の日付を決め、不動産オーナーや管理会社など、貸主側から提示された「賃貸借契約書」を元に、工事の計画を立てる必要があります。

 

当ブログでも何度か取り上げさせていただいておりますが、物件により賃貸借契約書の内容が大きく異なるため、建物を引き渡す際にどのような状態にして返却するかが重要になってきます。

 

 

原状回復を求められる主な項目は、

 

  • ・賃借人(借主様)側で後付け、工事をした間仕切りの撤去・復旧
  • ・床タイルカーペットやフロアタイルなど床材の貼替
  • ・同様に、天井・壁のクロスの貼替
  • ・照明の交換
  • ・不要な備品の撤去・廃棄処分
  • ・各所のクリーニング
  • ・鍵の交換
  • ・(スケルトンでの返却が要件の場合、内装ボード材や下地材の全撤去)

 

などがございます。

これらの内容がすべてあるわけではなく、契約により異なるということに注意が必要です。

 

また、こちらも何度かご説明させていただいていますが、
貸主側で原状回復工事の業者を指定している場合(指定業者)と、特に指定をしていない場合があります。

 

貸主側で指定業者がいる場合は、原則としてそれに従わなければなりません。

しかし、中には不当な施工費を請求する業者もいるため、指定業者と別で、複数業者に見積を出してもらい金額が適正であるか判断するのが重要です。

 

指定業者がいない場合、自身で自由に業者を探すことができますが、こちらの場合も同様に複数業者に見積を出し、納得のいく業者へ依頼するとよいでしょう。

 

 

 

賃借人による原状回復工事を依頼する際のポイント

 

  1. 1.オフィスの退去(+移転)の時期を見計らいながら工事の予定を組まなければならないため、スケジュール調整に注意
  2. 2.賃貸契約書に基づき、物件により原状回復の要件が様々であるため、必要・不要なことをしっかり把握しなければならない
  3. 3.指定業者の有無を確認し、金額面などでしっかり打ち合わせを行う必要がある

 

 

 

 

賃貸人(貸主)の場合

 

 

アパート物件の原状回復工事実際の施工の様子

アパートの原状回復工事の様子①
壁ボード材の解体時の様子

 

 

アパート物件の原状回復工事実際の施工の様子② ボード貼替の様子

上記現場にて、解体が済み、ボード材を新規施工している様子

 

 

 

貸主側で原状回復工事を行う場合、主に想定されるパターンは次の2つです。

 

  • ・一般住宅物件にて、住人の退去が完了後の本格クリーニングや修繕工事を行うタイミング
  • ・オフィスや店舗、一般住宅において借主側からの引き渡しの際は大丈夫と思っていたが、思わぬ修繕が必要となった場合
  • ・(厳密に言えば原状回復工事ではないが、)資産価値向上のために、上記のタイミングで内装を含む各所のグレードアップを図る場合

 

 

貸主側は、当然ながら賃貸借契約書を所有している立場なので、前述した原状回復内容を自ら依頼することは基本的にはないはずです。

しかし、一般住宅、つまり居住用物件の場合は多くの場合、借主側は簡易な清掃のみで退去が完了するため、貸主側は次の貸し手が見つかるまでに本格的なクリーニングや鍵の交換、各所の修繕などを行わなければなりません。

 

また、退去が完了し、引き渡しが行われた後にこそ、修繕が必要な箇所が見つかったりするものです。

それらの際、建設会社や工務店、内装工事会社へ依頼が行われております。

 

弊社で過去にいただいた依頼内容としては、

 

  • ・天井・壁・床など各ボード材の貼替
  • ・↑に伴う、クロスの貼替
  • ・経年劣化による軽鉄下地材の解体撤去、新設
  • ・不要な備品の撤去、廃棄
  • ・上記に伴うクリーニング作業
  • ・鍵の交換

 

などが挙げられます。

 

いずれの場合も、借主側と比べ経年によるメンテナンスや修繕や、資産価値向上を目的とした工事がメインとなってきます。

そのため、広義で言えば原状回復工事というより、修繕工事(リフォーム)、あるいは改修工事(リノベーション)と捉えられる工事も多く、純粋に原状回復工事という言葉で括れない場合もございます。

 

上記の工事は必ずしも不具合が生じた場合のみならず、特に資産価値向上のためであれば内装材の種類やグレードをアップさせたり、内装工事の作業区分外では、外壁の塗装工事などにより、性能や見た目を現代の仕様に造りかえるという事もあるでしょう。

 

賃借人による原状回復と違い、退去によるスケジュールの調整などはありませんが、テナントや住居に空きがあるという事はその間空き家となってしまうわけですから、貸主側からしても早く工事を行ってほしいという場合も多く、施工会社としてはなるべく工期を短く、効率の良い工事が求められます。

 

 

賃貸人による原状回復工事を依頼する際のポイント

 

  1. どういう目的で、どのような工事を行うのか明確化し、それが可能な業者をピックアップし、見積を取る必要性がある
  2. 小規模な修繕のみならず、時には資産価値向上などのため大規模な修繕・改修工事を考える必要がある
  3. 空き家にしておくと家賃が発生せず、またクリーニングが再度必要になる場合もあるため、工事のタイミングの見計らいが重要

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

以上、原状回復工事 ご依頼者様による施工内容や、注意するポイントの違いについて
お話させていただきました。

 

賃借人と賃貸人により、それぞれ原状回復工事の項目や意味合いが多少異なるという事がおわかりになったでしょうか。

 

弊社では、いずれの立場の方からのお見積りやご依頼もご対応させていただいております。

上記のポイントがご参考になれば幸いです。

 

また、実際にご検討の段階に当たりご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

最後に

 

当社はお見積りから施工完了までの工程を全て自社で行っております。

お客様に「少しでも価格を安く、品質が高くて良いもの」を提供しております。

 

工事の費用は業者により大きく異なる事が多いため、相見積もりを推奨させていただいております。

弊社の見積りも他社との比較し、是非ご検討ください。

 

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まずは、お気軽にお問い合わせください、心よりお待ちしております。

 

 

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