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間仕切とは何か?| 役割や施工方法の一例を解説付きでご紹介【後編】

この度は『菊池総建株式会社』のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。

東京都豊島区池袋を拠点に関東近郊で『内装工事』一式・『原状回復工事』を施工している『内装業者(内装会社)』でございます。

 

 

今回は、間仕切とは何か? 役割や施工方法の一例を解説

 

というテーマでお話させていただきます。

 

内装工事、特に弊社のように軽量鉄骨下地工事(いわゆる、軽天工事)や、
ボード工事をメインに行う業者において絶対に関わってくる要素ですので、

少しでも疑問に思われている方はぜひ、ご覧いただければ幸いです。

 

前回、前編として、間仕切とは何か?  種類について解説 というテーマでお話させていただきました。

後編はタイトルの通り、間仕切の役割と、施工方法の一例をご紹介させていただきます。

 

前編につきましてはこちらから、あるいは下記リンクをご覧ください。

 

間仕切りとは何か?| 種類について解説【前編】

 

 

 

 

さらい

 

 

間仕切とは、部屋の内部を仕切る事そのものと、その仕切り(建具)の事を指します。

抽象的に言いますと「」も間仕切の一つではあります。

 

間仕切にはその他に、ついたて(パーテーション)や、襖・障子カーテンなど、
様々な種類があります。

 

間仕切としての「壁」を含め、間仕切は後から自由に追加・解体・付け替え等ができます。

 

 

 

 

仕切の役割

 

 

  • 遮音
  • 防寒、断熱
  • プライバシー保護
  • 役割の明確化

 

 

 

遮音

 

クリニック内間仕切新設の様子。通用口として、ドアも施工されています

 

 

間仕切を施工する上で欠かせない役割の一つに、遮音があります。

 

前編でも例として、病院の待合室や診療室のついたて(パーテーション)について
ご紹介させていただきましたが、後述する目隠しの他、音が伝わるのを遮断し、漏れにくくする効果があります。

 

もちろん、病院のついたてのようなものより、オフィスに施工されるガラスパーテーションはさらに遮音性に優れていると言えますし、
部屋を区切っている間仕切壁は、施工が大変になりますが、もっとも遮音性に優れ、
さらに断熱材充填を行えば遮音性・吸音性が上がります。

 

 

 

 

防寒、断熱

 

 

直接防寒や断熱のために施工されることはあまりないかと思われますが、
副次的な効果として防寒・断熱性能が上がります。

 

広い空間ではなかなか空調が効きにくいですが、
お部屋を区切れば早く冷暖房が効くようになります。

 

また、防寒や断熱のために間仕切を施工・設置するのであれば
冷気や熱気が漏れないよう、天井から床まで、塞ぐタイプの壁を施工するのが最も効果的です。

 

 

 

 

●プライバシー保護(目隠し)

 

 

病院の衝立の参考画像。写真acより引用

病院でよく見かける衝立の画像(画像前方)。
写真acより引用

 

 

プライバシー保護も、間仕切での重要な役割の一つです。

 

病院のついたてや、飲食店もそうですが、
一般住宅においても子どもが成長する過程で、新しい部屋を与えたり、
新たな間仕切を設け、子供部屋として新設する場合も多いかと思われます。

 

また、飲食店においてはロールスクリーンなど、垂れ幕式の間仕切りを用いて
半個室のようにし、プライベートな空間を演出している居酒屋などもよく見かけられます。

 

参考として、半個室タイプの居酒屋の画像。「くらのあかり 人形町本店」ぐるなび掲載ページより引用

参考として、半個室タイプの居酒屋の画像。「くらのあかり 人形町本店」ぐるなび掲載ページより引用

 

 

 

遮音性を上げるためには天井から床まで、しっかりと間仕切壁を設置することが望ましいですが
開放感が失われてしまうため、飲食店では座った状態で目線が合わない程度の、
高さの低い間仕切を多く見かけることでしょう。

 

 

 

 

●役割の明確化

 

 

一人暮らしの際など、1つの部屋を多目的に使うことは多いかと思います。

しかしある程度の広さがあり部屋が複数あった場合、「食事室」「寝室」「書斎や作業部屋」など、
特に自分にとって重要視している事柄を部屋で分けたいと感じたことはないでしょうか?

 

本棚が多い部屋で煙が出る食事はあまり取りたくないと感じる人も多いですし、
単純に気分の切り替えとして、お部屋を分けたいと思う方も多いかと思います。

 

気分の切り替えが目的であれば、明確に部屋が分かれていなくても簡易なついたてを設置したり、
あるいは閉鎖的な空間を作ることで集中力を高めることもできます。

 

 

 

 

工方法(一例)

 

 

ここからは工事が必要な間仕切のうち2種類をご紹介させていただきます。

 

 

 

ガラスパーテーション

 

 

弊社施工のオフィスのガラスパーテーション施工の様子。既に金属製の枠が施工済みで、ガラスをはめ込んでいます。

 

 

 

 

 

ガラスパーテーションは、開放感とある程度の遮音性を実現し、
モダンな空間を作ることができる施工の一つです。

 

金属製の枠を設置後、ガラスをはめ込んでいきます。

 

 

 

間仕切壁

 

 

弊社が最も得意とする、LGS(軽量鉄骨)に、ボード材(主に石膏ボード)を
貼り付けて施工される間仕切壁において、今回はエントランス部分の施工事例を簡単にご紹介させていただきます。

 

 

エントランス部分間仕切壁新設の様子。曲面加工されたLGSと、平面部分に石膏ボードが施工されています。

エントランス部分間仕切壁新設の様子。曲面加工されたLGSと、平面部分に石膏ボードが施工されています。

 

 

LGS曲面部分にも、曲面加工ができる石膏ボード「FGボード」が貼られた様子です。LGSにビス止め(ネジ止め)にて貼り付けられています。

 

 

上記3枚は同じ箇所を表裏から何枚か撮影した様子で、LGS(軽量鉄骨)を工場にて曲面に加工し、
現場にて組み上げ、その後曲げ加工ができる石膏ボードである、FGボードを現場にて加工、貼り付けを行った様子です。

 

会社の玄関となる、エントランス部分を特徴的に仕上げました。

入り口から会社通路部分までの目隠しとして、そして煩雑に見えないようエントランス部分が施工されました。

 

この後、装飾を施し、仕上げが行われ完成となりました。

詳しい内容は過去にご紹介させていただいておりますので、ご興味がございましたらご覧ください。

 

施工事例|台東区 オフィス エントランス(受付)増築工事(間仕切り壁作成)

 

 

ガラスパーテーションや間仕切壁は、多少の工期が必要ですが
もっと短い期間で設置できる間仕切はたくさんあります。

 

用途に応じて思案されるのをおすすめいたします。

 

 

 

 

とめ

 

 

以上、間仕切とは何か? 役割や施工方法の一例を解説 させていただきました。

あえて言うまでもない内容だったかもしれませんが、
改めて間仕切が持つ役割について考えていただければと思います。

 

冒頭で説明させていただきましたように、
今回は後編として間仕切が持つ役割と、施工方法の一例について説明させていただきました。

改めまして、前編をご覧になりたい方は以下をご参照ください

 

間仕切りとは何か?| 種類について解説【前編】

 

 


  • 間仕切の役割は、遮音の他目隠しやプライバシー保護、防寒や断熱など様々である
  • 部屋の役割を明確化したり、間仕切があると気分の切り替えができる
  • 間仕切には簡単に設置できるものから、工事が必要だが、遮音性や強度に優れたものまでたくさんの種類がある

 

 

 

最後に

 

工事費用は業者により大きく異なるので
【相見積】を推奨させていただいております。

まずは、各社見積りを比較し、是非ご検討ください。

 

 

当社はお見積りから施工完了までの工程を全て自社で行っております。

お客様に
「少しでも価格を安く、品質が高くて良いもの」を
ご提供させていただいております。

 

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